2015年8月30日日曜日

青木村はもう秋のトンボがたくさ~ん飛んでいます!
田んぼの稲もこうべを垂れて、緑色の田んぼもすこし黄緑色になってすっかり秋の準備ができています。この写真でどこまでお分かりいただけるのか分かりませんが、とにかくその時は凄かったです。ほんの20分ほどで、どこかへいってしまいましたが…



その後、雨が降ったり止んだりの天気でした。夕立が来そうな空ですが…あっそうそう、昔からこの地域で恐れられているたとえとして「夕立と騒動は青木から」という言葉があり、騒動は何となく理解できていましたが、夕立というのは?と思っていたら、村の方に聞くと…
青木方面、子檀嶺岳(こまゆみだけ1,223m)十観山(じゅっかんざん1,284m)あたりからくる夕立は、他の方角から来る夕立と比べると大変な雨量ということでした。なるほど確かに上田方面からのくる夕立はさほどの雨量ではないが、子檀嶺岳から来た夕立の雨量は凄かった…。


野花がきれいな季節もあと少し…そして新そばの季節がくる…。

2015年8月24日月曜日

信州上田の北国街道・柳町の夏祭り!もう秋が近し!青木村から車で30分!

年々大きくなっていく我がファミリーのふるさとの夏祭り
1年ぶりに会う子供たちも大きくなっていく…当然大人たちも歳をとっていく(笑)

まだ人もまばらだが…夕方6時からは大勢の人たちでにぎわうのです



ここは、街の景観を地域で長年守ってきた…明治大正と蚕都とよばれ昭和の初めぐらいまで、反物問屋、映画館、など今では想像ができないくらい栄えていた…
そして数年前から夜の照明を洒落た間接照明にしたり、町おこしに地元の酒屋さんや味噌屋、そしてそばや、天然酵母のパンやさんなどだんだんとにぎやかになってきた…(1992年から町おこしのプロジェクトがはじまり最初の頃は空き家の活用や、景観を整えるのに大変だったそうである…)

今年は70匹のアユ!
永年仕入てきたアユ屋さんがやめられたので…
今回は近隣の佐久市から…
子供たちもまだ穏やか…
これがアユつかみがはじまると!…ふふふ

この左にみえるおじさんがタッキー
いっこく堂の腹話術と比べてはいけません!
この方は本当にいろいろな施設をボランティアでまわったり、上田市の日中友好使節団で中国に行き
立派にお役目をしたりと地元密着型の腹話術師・マジシャンなのであります。



祭りといっても神輿や花火があるわけではない「柳町の夏祭り」はこの地域に住む人たちと知り合いの人たちが出店をだしたり、子供あゆ掴みをしたり、有名マジシャン(信州上田では一番有名でしょう!アッキーもいるけれど…)滝沢さんことタッキ―の腹話術師、有名ミュージシャンのコンサートなど夜おそくまで賑わうのです。

近くに流れる川もやっときれいになってきて…うぐいやあゆ、ハヤも見れるようになってきた…
ひとも街にたくさん来るようになって、地域が元気になってきた…
当然、町おこしに地元の有力者達の応援があったが、やはりいろいろな人のネットワークだったり、若い女性の力だったり…
ここにNPO食と町のネットワークのコラボ食堂がある(地域ネットワークの拠点)があったり…古い酒蔵の岡崎酒造、ルヴァン、大西、森文のみなさまおつかれさまでした…

この夏祭りが終わるとあっと言う間に秋がくる…

2015年8月17日月曜日

今日の青木村の天気は雨…
昨晩からシトシト続いて、浦野川は茶色に変わり…晩夏の季節に少しずつシフトしている…
青木村の左側の方に「沓掛温泉」という温泉場がある
源泉温度39℃で少しひんやりした温泉だ。効能は高血圧、消化器病、皮膚病、神経痛、筋肉痛、慢性関節リューマチ、糖尿病、呼吸器疾患、不妊症、外傷、更年期障害、卵巣機能不全、肩こり、腰痛、中風などだそうだ。後ろには夫神岳(おかみだけ)の西麓。

この山あいの静かな「沓掛温泉」の上にお堂があり、少し歩くと…ちいさな「風穴」がある。
数年前に壊れて使われていないものを再現して、遊歩道を作りちょっとした散策ができるようになっている。眺めも絶景だ。ぜひおいでくだされ。

小さいが…冷たい風が山の斜面の中を、地中から抜けて吹いてくる
青木村自慢の里山の風景




2015年8月12日水曜日

今日も靄がかかっているハッキリしない天気ですが…

先日、青木村の風穴(ふうけつ)にいってみた!上田地域最大の蚕都(さんと)時代の冷蔵庫!

大正時代、山腹の岩などの隙間から流れる冷たい風を利用して蚕種を貯蔵した「風穴」が上田地域のいたるところにあって、大小さまざまな形の風穴があったとのこと…





大型の物は写真のように石垣をつくり、この上に建屋を作って、蚕の種が付いた和紙を保存し、蚕のふ化の時期をずらすために保存していたとのことです。一年中15℃前後の温度。

重機のない時代にみんな村の人たちで、作ったそうだ…すごいです。

やがて、明治に冷蔵庫がでてきて、この風穴の時代は終わりを告げる…。


2015年8月8日土曜日

青木村にプールがある? ありますあります!流れるプールも50mプールもある村営プール!







夫神岳を眺めながら泳ぐって…贅沢!





みなさんいかがでしょうか?大人200円こども100円!

2015年8月4日火曜日

青木村の夏祭りは役場の駐車場から始まった…
天気にも恵まれ、子供神輿(みこし)や義民太鼓の神輿(みこし)…役場の若者たちの神輿(みこし)…みんな汗だくで、運動公園までかついでいました…



田舎のお祭りは農耕民族であることを再認識させてくれる。
五穀豊穣を願う村民が、神様に捧げるのである。

御神輿(おみこし)をする前に、神主さんがお祭りの祝詞をあげる…
こどもたちには「祭り騒ぎ」でなく、神事をしっかりと幼い目に焼き付けてほしいと思う…

清水県議の横で神妙にしているわらべたち…


そんな幼い子をみていると、毎日、テレビや携帯から垂れ流される「誘惑」に、はたしてこの子達は勝つことができるのだろうか…とふと心配になる…

青木村が進める教育の「あおきっこ5条」で家からテレビや携帯の利用時間を制限されている青木村の子供たち…

この前、田んぼのど真ん中の十字路で、小学校4年生の子供たちが5人程、自転車で集まっていた。何をしているのか尋ねたら…
「DSだよ!」とのこと…

家ではそれぞれの親たちがうるさいのだという…。

まあとにかく、いつの時代も子供は変わらないのである…
親があれこれいっても、親の目を盗み何かをするのだから…
田んぼでDSするくらい、まだ青木村は平和なのかもしれない…


お祭りの花火の会場になっている運動公園に、学校にあまり登校していない(自分たちで大声でしゃべっていたので、周りの人たちはみんな聞いていた_(笑))青木村の中学生5~6人が、たむろしているたところへ、別の男子中学生2人がその前を通ろうとした瞬間、彼らに気づき、「あっやばっ、あいつらだ!こっちまわっていこうぜ」とすぐに方向転換(笑)

…青木村にもやっぱりそんな世界があるのだと…別の意味で安心した。
「あおきっこ5条」があったってグレる子供はいるのである。大人達にとって胡坐(あぐら)をなかなか、かかせてくれない存在として、大切なエネルギーの根源なのだと思うからだ。

そんな子供たちとも、きちんと向かい合っていくことが未来につながる道というものなのだろう。


教育ではなく「共育」の気持ちで子供たちを導いていければ、もっとましな世の中になるのではないだろうか…青木村から世界へ飛び出さなくても…一隅を照らす人間になればよいのではないだろうか…。