2015年8月12日水曜日

今日も靄がかかっているハッキリしない天気ですが…

先日、青木村の風穴(ふうけつ)にいってみた!上田地域最大の蚕都(さんと)時代の冷蔵庫!

大正時代、山腹の岩などの隙間から流れる冷たい風を利用して蚕種を貯蔵した「風穴」が上田地域のいたるところにあって、大小さまざまな形の風穴があったとのこと…





大型の物は写真のように石垣をつくり、この上に建屋を作って、蚕の種が付いた和紙を保存し、蚕のふ化の時期をずらすために保存していたとのことです。一年中15℃前後の温度。

重機のない時代にみんな村の人たちで、作ったそうだ…すごいです。

やがて、明治に冷蔵庫がでてきて、この風穴の時代は終わりを告げる…。