2015年8月4日火曜日

青木村の夏祭りは役場の駐車場から始まった…
天気にも恵まれ、子供神輿(みこし)や義民太鼓の神輿(みこし)…役場の若者たちの神輿(みこし)…みんな汗だくで、運動公園までかついでいました…



田舎のお祭りは農耕民族であることを再認識させてくれる。
五穀豊穣を願う村民が、神様に捧げるのである。

御神輿(おみこし)をする前に、神主さんがお祭りの祝詞をあげる…
こどもたちには「祭り騒ぎ」でなく、神事をしっかりと幼い目に焼き付けてほしいと思う…

清水県議の横で神妙にしているわらべたち…


そんな幼い子をみていると、毎日、テレビや携帯から垂れ流される「誘惑」に、はたしてこの子達は勝つことができるのだろうか…とふと心配になる…

青木村が進める教育の「あおきっこ5条」で家からテレビや携帯の利用時間を制限されている青木村の子供たち…

この前、田んぼのど真ん中の十字路で、小学校4年生の子供たちが5人程、自転車で集まっていた。何をしているのか尋ねたら…
「DSだよ!」とのこと…

家ではそれぞれの親たちがうるさいのだという…。

まあとにかく、いつの時代も子供は変わらないのである…
親があれこれいっても、親の目を盗み何かをするのだから…
田んぼでDSするくらい、まだ青木村は平和なのかもしれない…


お祭りの花火の会場になっている運動公園に、学校にあまり登校していない(自分たちで大声でしゃべっていたので、周りの人たちはみんな聞いていた_(笑))青木村の中学生5~6人が、たむろしているたところへ、別の男子中学生2人がその前を通ろうとした瞬間、彼らに気づき、「あっやばっ、あいつらだ!こっちまわっていこうぜ」とすぐに方向転換(笑)

…青木村にもやっぱりそんな世界があるのだと…別の意味で安心した。
「あおきっこ5条」があったってグレる子供はいるのである。大人達にとって胡坐(あぐら)をなかなか、かかせてくれない存在として、大切なエネルギーの根源なのだと思うからだ。

そんな子供たちとも、きちんと向かい合っていくことが未来につながる道というものなのだろう。


教育ではなく「共育」の気持ちで子供たちを導いていければ、もっとましな世の中になるのではないだろうか…青木村から世界へ飛び出さなくても…一隅を照らす人間になればよいのではないだろうか…。