2016年4月11日月曜日

青木村も入園・入学の季節、みなさんおめでとうございます!

青木村そろそろ桜が咲いてきました…。吹く風は冷たくウィンドブレーカーなしではまだまだ畑には出れませんが…畑にいるニンニク達は、スクスク育っています。
今玉ねぎ状態のニンニクたちが、来月5月末ぐらいに、玉ねぎの形から「片」に分かれて、にんにくの形になっていきます。このあたり僅か2週間程で、見た目が劇的に変わります。
地面が乾いてきてから始めた雑草取りも、ようやく終わりました~!…(が~、もう新しい雑草が生えてきている~~~!)

ニンニクとともに、子供たちの成長、月日の流れる速さに驚きを感じ、「すこやかに育ってほしい…」と改めて願う季節でもあります。
この願いは、親にならせてもらっている方なら、宗教も国籍も問わず万国共通の親の想いであり、これから生きていく子供たちに何かを伝えて…年を取っている人間は、やがて死んでいくのだと感じる季節でもあります。
ある本で読んだことを思い出す…
「古来、日本人が桜をみて感動するのは、花が咲き、花が散ったあとに新緑の芽が出てきて、緑の桜の木で覆われた桜の木に、一度死んでまた生き返る輪廻転生を、現実にクロスオーバーさせているのではないだろうか」と…。
桜の花のピンク色は、この季節にだけ、木から生成される「シアニジン」という成分だそうだ…。


その昔、日本には「三つ心、六つ躾(しつけ)、九つ言葉、十二文、十五理で末決まる」という言葉がありました。武士の時代の教育とは、主に男性が子供を育てていたのです。

現代語に訳すると…
「乳幼児は肌を離さず/幼児は肌を離し、手を離さず/少年は手を離して、目を離さず/青年は目を離して、心を離さず」ということです。

今も昔も、子どもをどうするかではなく…大人がどう育つかという主体変容の考えにおいて、子供と共に親が人間として育つことが、とても重要であることが伺(うかが)えます。

今の社会をより豊かにしていくためには…父親が主体性をもって育児をし、未来と繋がる子供たちを「愛」をもって導き、自分も成長し、そして女性に主権を譲り、女性の社会活動を支えていくことが必要不可欠なのだと思います。

しかしながら、悲しいことに今の日本で、すぐに欧米並の男女平等はできません。ですが、社会の最小単位の「家族」の中で、パパがまず生き方を変えて、世の中を、未来を変えていくことはできるのであります。
女性の育児の負担を軽くすれば、笑顔が増えて、子供たちの笑顔が増えます。
それが、明るい未来を創造することに繋がっているのであります。

そこで今回は…子育てのおすすめ…少し紹介させていただきます。

その1) 己のこだわりを捨てる作業。
その2) そして無我の境地へ行く。
その3) 最後に慈愛(じあい)の境地へ行く。

逃げずに腹をくくって、子供たちとガッツリと過ごすことで、この3つを習得しながら、自分の人生のベクトルを「本物の幸せ」へと導くことができるのであります。

そしてなにより…世界に一つしかない「本物のギフト」を子供たちにプレゼントできるのです。

かなりハードルは高いのですが、やってみる価値ありです。

その作業は、スピリチャル系のいろいろな療法や、ヨガ、瞑想などその他たくさんの自己啓発もので得られるものと同じようです。
たくさんのストレスをかかえて…藁(わら)をもつかむ思いで、そちら方面に、頼りたくなる気持ちは十分に分かりるのですが…
残念なことに外的刺激によって導かれたものは依存性が高く、本当の意味での解決にはならないと思っています。
…ただ「きづき」というきっかけには、とっても効果があると思います。「自分はいったい何を考え、人として何処にいくのか…」(リトリートメントで山にこもった経験者ならでは(笑))

とにかくこの3つ、大変なことですが、すでに気づいているパパたちもいて、実際に実行しています。まあ、ここまで読んでいただいている男性なら、こんなことはお済だろうが…

悲しすぎるのが女性の方であります…。
日本に生まれた女性は、子育てと家事のつらい部分を押し付けられ、たった一人で、悩み続けなかればならないのだろうか…。

それはまるで、長~い暗~いトンネルを、30キロの鉛(なまり)を背負い、靴はボロボロになり、足から血を流して、何日も昼も夜も寝ないで、もくもくと歩いているようなものです。
それじゃあ休めばいいじゃん!と言われても休めません!

その昔、かわいいね~!と彼にやさしく触れられた綺麗な髪も、彼がパパになった時から白髪(しらが)が混じり、ツヤも無くなってきても…
赤ちゃんのおっぱい攻撃で一睡もできなくても…
夜中、こどもが体調が悪く、嘔吐(おうと)で汚れたしまった布団やシーツを変えている時に、他の子供たちも泣いて、大合唱になっている隣で、気持ちよさそ~に爆睡するパパがいても…

それでも歩かなければなりません。

休めないのです!お腹を空かした子供がいるのです!泣き叫ぶ子供がいるのです!「ならぬものはならぬ」という言葉はこの時にあるのです。

そんな頑張っている女性に…

子供が問題を起こすと…
「おまえ、ちゃんと見てやってんのか?」と心無い言葉を吐いたり…
子供がいいことをすると…
「おっ!この前パパが教えた通りのことしてるな~さすがだね~!おい!ママみろよ!」などと、な~んの生産性もない言葉しか吐けない男になっていないだろうか…

侍ジャパンとか、侍ブルーとか…一生懸命頑張りますので、応援お願いします!とか…カッコつけることばかりに夢中になっていないだろうか…子供を邪魔にして、自分の好きなことしていないだろうか…

どんなにカッコ悪くても、どんだけ足の裏に、子供たちがこぼしたご飯粒や、くっさい納豆がついていても…子供を育てることに一生懸命になっているママやパパの方が、断然かっこいい!と思う…

パパママ!みんなぁがんばるんだぁ~!明日はきっといい天気!きっと…「いいこと」あるよっ!と、自分自身をも励ましながら…それではまたじゃ、みなの衆!
いつかこの「いいこと」ってヤツ、ガッツリ書こうと思う。お楽しみに!