2015年12月11日金曜日

青木村のふるさと便(詰め合わせセットの中)に「芽子にんにくのガーリックオイル」を入れてもらっています。
先日、朝早く青木村役場へ発送分のオイルを納品に行くと…



雲が正面の夫神山や十観山に掛かかって…ヨーロッパの空港の景色のようでしたので数枚撮ってみました。
電柱はもちろん日本なので数十メートルおきに立っていますが、山や雲は国籍なく同じように幻想的に見えます。





こんなすばらしい田舎で、世界の仲間が集える財産を共有していければ、心豊かな次世代の人材の行く末も明るいな~と感じる。

「足るを知るは富む」と紀元前6世紀の人物とされるアジアの偉大なる哲学者「老子」の言葉をまたかみしめる…。やはり2500年も前から人はあまり成長していない…。

豊かになったと思ったけれど、実は本当の意味では豊かになっていないねとよく聞くが、ではいったいどんな生き方で何を残して人生を過ごしていくのかが各々の課題である。

小学校3年生で9歳の時に二・二六事件に遭遇。父の居間で1mのところで、当時教育総監だった父が青年将校に襲撃され、43発の銃弾で命を落としたのを目のあたりにした渡辺和子さんの肉声のテープを昔聞いたことがある…(まだご健在です)
その後2012年に発売した著書『置かれた場所で咲きなさい』が、195万部を超えるベストセラーとなった…

その渡辺和子さんのテープの中で、エレベーター中にある「閉」ボタンを押さないという話がでてきた。わずか数秒でも大切にするために…あえてボタンを押さずに待つことを心掛けているという話だった。

たまたま数十年前、外国暮らしの時に同じようなことを考え、同じように心がけていて…まさか同じように感じている方がいらっしゃるとは…鳥肌が立ちとても驚いたのを覚えている。

宗教も肌の色も国籍も関係なく、人間の豊かさを考えて暮らすことがここ青木村ではできそうな気がしてならないのは…ぼくだけだろうか…いや…また同じように感じている方がどこかにいらっしゃるはず!それは…今これを読んでいるあなたかも!



今日も一日玉手箱がいっぱいになりますように…(こどもの学校の連絡ノートにいつも書いている言葉)